外注の費用相場:ExcelのVBAマクロやスプレッドシートのGAS開発

この記事では、Excel・スプレッドシートの構築・自動化を専門とする「自動化ドットコム」が、VBAマクロ・GAS開発を外注する際の費用相場を、「松竹梅」の3段階で分かりやすく解説します。
一般的な開発会社と自動化ドットコムの違いや、費用を抑えるコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
なぜVBA・GAS開発を外注するのか?
まず、なぜ内製ではなく外注を選ぶべきなのでしょうか。
- 専門知識が不要:VBAやGASを学ぶ時間やコストを削減できます。
- 開発スピード:専門家が対応するため、迅速な納品が期待できます。
- 高品質なツール:保守性や拡張性を考慮した、プロ品質のツールが手に入ります。
- コア業務への集中:面倒な作業を自動化することで、本来やるべき重要な業務にリソースを割けます。
「ちょっとした自動化」であっても、専門家に任せることで得られる費用対効果は非常に高いのです。
【松竹梅】VBA・GAS開発の費用相場
開発費用は、基本的に「何を作りたいか(=要件)」の複雑さと作業量(工数)によって決まります。ここでは、一般的な開発の難易度を「松竹梅」の3段階に分けて、費用相場をご紹介します。
梅:数万円レベル(小規模な自動化)
最も手軽な価格帯です。特定の単純作業をピンポイントで自動化します。
- 開発内容の例:
- 決まった形式のデータ転記(別シートや別ファイルへ)
- 簡単なデータ整形(不要な行の削除、並べ替え)
- 定型的な計算処理の自動化
- ボタン一つで実行できる単純なマクロ
- 想定工数: ~3日程度
- 費用目安: 3万円 ~ 10万円
竹:10万円~30万円レベル(中規模な自動化)
複数の機能や、少し複雑な条件分岐を含む自動化です。業務フローの一部をカバーするイメージです。
- 開発内容の例:
- 複数のExcelファイルやシート間でのデータ集計・連携
- 複雑な条件分岐(IF文など)を伴うデータ処理
- 簡単な入力フォーム(ユーザーフォーム)の作成
- GASによるGmailやカレンダーとの簡易な連携
- 想定工数: 1週間 ~ 2週間程度
- 費用目安: 10万円 ~ 30万円
松:30万円~100万円以上レベル(大規模・複雑な開発)
業務の根幹に関わるような、複雑なロジックや外部システムとの連携を含む開発です。
- 開発内容の例:
- 独自の複雑な業務ロジック(在庫管理、予実管理など)の実装
- 基幹システムやデータベースとのデータ連携
- 複数の入力画面を持つ、小規模なアプリケーション開発
- 外部APIを利用した高度なデータ取得・操作(GAS)
- 想定工数: 1ヶ月~
- 費用目安: 30万円 ~ 100万円以上
衝撃の価格差!一般的な開発会社 vs 自動化ドットコム
前述の相場を見て、「思ったより高いな」と感じた方もいるかもしれません。特に「松」レベルになると、百万円を超えるケースも珍しくありません。
なぜ一般的な開発会社は高いのか?
一般的なシステム開発会社にVBAやGASの開発を依頼すると、費用が高額になりがちです。
- 間接コスト: 営業担当、プロジェクトマネージャー、デザイナーなど、多くの人員が関わるため、管理コスト(間接費)が上乗せされます。
- 重厚な要件定義: 大規模システム開発と同様の手法をとるため、要件定義やドキュメント作成に多くの工数がかかります。
- マージン: 下請け・孫請け構造になっている場合、中間マージンが発生します。
結果として、「竹」レベルの依頼でも数十万円、「松」レベルになると百万円を超える見積もりが出ることも少なくありません。
自動化ドットコムなら「数万~十万円」で開発可能!
私たち「自動化ドットコム」は、Excel・スプレッドシートの構築と自動化に特化しています。
一般的な開発会社が「数十万~百万円」かかるような開発でも、自動化ドットコムなら「数万円~十万円ほど」でご提供可能です。
なぜ低価格を実現できるのか?
- 専門特化による高効率: VBA・GAS開発に特化しているため、ノウハウが豊富に蓄積されています。100件以上の開発実績があるため、ゼロから開発するよりも圧倒的にスピーディーかつ高品質に開発できます。
- スリムな体制と直接取引: ご相談から開発、納品までを専門家が直接担当します。営業コストや中間マージンが一切発生しないため、開発費用そのものにコストを集中できます。
- 「ちょうどいい」最適提案: お客様の業務をヒアリングし、過剰な機能は省き、本当に必要な機能だけを厳選してご提案します。無駄な開発コストを徹底的に削減します。
「一般的な会社の『梅』の価格で、『竹』や『松』レベルの開発ができる」。それが自動化ドットコムの強みです。
外注費用を賢く抑える3つのコツ
外注費用は、ちょっとした工夫で抑えることが可能です。以下の点を意識してみてください。
1. 「やりたいこと」を明確にする
「なんとなく効率化したい」という曖昧な依頼は、要件定義に時間がかかり、費用が膨らみます。
- Before: どのデータを
- After: どのシートの、どのセルに、どのような条件で転記したいか このように、「何を・どうしたいか」を具体的にまとめておくだけで、見積もりは正確になり、費用も安くなります。
シート間でデータが転記されたり、参照されたりする場合は、図を作るのがおすすめです。
仕様図があると、ご要望の意図をお互いに認識しやすくなり、要件定義の時間を節約できます。
自動化ドットコムでは、お客様に仕様をご提案する際に以下のような図を作ってお見せしています。

2. スモールスタートを心がける
いきなり全ての業務を自動化しようとせず、まずは最も時間のかかっている作業や、最も単純な作業から自動化(=スモールスタート)してみましょう。小さな成功体験を積み重ねながら、徐々に機能を追加していく方が、結果的にコストを抑えられます。
3. データやフォーマットを整理しておく
集計対象のファイル形式がバラバラだったり、シートの構成が複雑すぎたりすると、開発工数が増えてしまいます。可能であれば、事前にフォーマットを統一したり、不要なデータを整理したりしておくとスムーズです。
もちろん、整理の部分から自動化ドットコムが承ることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
まとめ:VBA・GAS開発は「専門家」への依頼が最適解
Excel VBAマクロやGASによる自動化は、業務効率を劇的に改善する強力な手段です。
- 費用相場: 数万円(梅)~100万円以上(松)まで幅広い。
- 一般的な会社: 管理コストなどで高額になりがち(数十万~百万円)。
- 自動化ドットコム: 専門特化により「数万~十万円」という低価格で高品質な開発を実現。
「こんなこと頼めるかな?」「まずはいくらかかるか知りたい」 自動化ドットコムでは、お客様の業務内容を丁寧にヒアリングし、最適な自動化プランと正確なお見積もりを無料でご提案します。
日々の面倒な作業から解放され、あなたの貴重な時間をより創造的な仕事に使いませんか? まずはお気軽に「自動化ドットコム」までご相談ください。
